「メタ論理学」


★ 基本
 
 感情=かなしい

 思考(論理性)=かなしいと思う

→かなしむ自分を離れて、かなしみと自分の関係や構造に注目している


☆ 生活

ex.頭痛がイタい

→頭痛に苦しむ自分を離れて、頭痛と自分の関係や構造に注目している

ex.残暑がアツい

→暑さに苦しむ自分を離れて、残暑と自分との関係や構造に注目している

ex.泣きやまない子ども

→悲しいとか、痛いとかが原因で泣き始めたのに、途中からは泣いている自分がかわいそうで泣き続けている。

 子どもには、感情と思考の境界線が曖昧


☆ 芸術

ex.美しい「花」がある、「花」の美しさといふ様なものはない(小林秀雄)/花の美しさは、花にまかせるということだ

 (太田 光著『向田邦子の陽射し』)

→見られている対象の花や見ている自分から離れて、花と自分との関係や構造に注目している?

cf.実存主義(実存は本質に先立つ)

 言語学(記号は事物に先立つ)

 プラグマティズム(美しさは一つの仮説)


☆ 宗教

ex.「今、いのちがあなたを生きている」 (親鸞『?』)


☆ 哲学

ex.「自分が人生に何かを期待するのではなく、自分が人生から何を期待されているのかを考える」(フランクル)

 
2011/09/13 13:28